持続化給付金への問い合せに見る非同期コミュニケーションの効果性

  • 2020年5月27日
  • 2020年7月1日
  • IT活用

持続化給付金の電話窓口がなかなかつながらない。そこで持続化給付金LINE相談窓口を活用してみた。非同期コミュニケーションと同期コミュニケーションがくっきりとわかる事例になったのでお伝えします。

 

持続化給付金

新型コロナウィルスの感染拡大防止における持続化給付金については、「相談したいがなかなか電話がつながらない」ということコメントが散見する。私も、本年に会社設立したこともあり、少し確認したいことがあったが、電話はつながらない。

LINE相談窓口

そんな折、LINEでも受け付けていると知ったため、そちらにチャレンジしてみた。基本はメニューからのナビゲーションによるボットの対応なのだが、知りたい情報に巡り合えなかったため「終了します」を選択すると、「オペレーターに接続」なるメニューが出現。

オペレーターを待つこと数分。人が応対してくれた。

非同期なコミュニケーション

私の聞きたいことの背景が少々込み入っていたため、お手数を煩わせてしまった(申し訳ない!)のだが、コミュニケーションは、非同期なためお互いに効果的に時間を使えたのではないだろうかと思った次第だ。最終的に内部での確認作業に計1時間ほど待つこととなったのだが、1分1秒を争うことではなかったので、こちらは普段通りに過ごして待つことができる。先方も私の対応をしていただきながら、内部的な待ち時間は他の仕掛かり作業を行うこともできたはずだ。

知りたかったこと、回答いただきたかったことはしっかりと明確にしていただいた。ありがとうございました。

同期なコミュニケーション

これが電話対応だったとしたら、同期コミュニケーションとなるので、待ち時間は共有される。電話を切ることはできないし、他の作業もできないだろう。そりゃ電話がつながらない状態が解消されないわけでもある。。。

まとめ

今回のまとめ

  • 持続化給付金についての問合せは、LINEがおすすめである
  • 非同期コミュニケーションはお互いの時間を奪わない
  • 非同期がすべてにおいてよいわけではない(急いでいる場合は短期集中で「協力して終わらせる」方が仕掛かり中を防げるなど)

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